在宅医療支援（株式会社メディカルデザイン）

引用元：https://medical-de-sign.co.jp/business/medical_support.html

急激に高齢化が進む日本では、必要とされる医療の形も多様化しています。在宅で療養している患者さんや、診療所に通院するのが難しい患者さんのニーズに応えるには、在宅医療支援も検討するとよいでしょう。この記事では、在宅医療支援に力を入れている、株式会社メディカルデザインの特徴をくわしく紹介していきます。

オンコールサービスの充実

メディカルデザインのオンコールサービスは、診療所の形態によって2パターンのサポートが選べます。

在宅支援診療所向けのサービス

まずは、在宅支援診療所向けのサービスからみていきましょう。サービス内容としては、夜間対応フルサポートと夜間出勤サービスの2つがあります。夜間対応フルサポートを選べば、夜間や深夜にかかってくる緊急連絡の受電をはじめ、それにともなう臨時の往診など、夜間対応業務をすべてメディカルデザインのコールセンターに代行してもらうことができます。

一方、夜間出勤サービスを選ぶと、夜間や深夜にかかってくる緊急連絡を診療所が診療を受けてくれます。そして、主治医が臨時の往診が必要だと判断した場合には、メディカルデザインのコールセンターが往診を代行してくれます。

外来専門診療所向けサービス

次に、外来専門診療所向けサービスを紹介します。サービス内容としては、訪問診療導入サポートと夜間対応導入サポートの2つのサービスがあります。訪問診療導入サポートとは、診療所での外来管理が難しくなってきた患者さんの訪問診療導入をサポートしてくれるサービスです。

一方で夜間対応導入サポートは、急変リスクの高い外来患者や往診の必要性が高まっている外来患者に対して、夜間緊急対応を導入するサポートをしてくれるサービスです。

専門的な医療知識と経験豊富なスタッフ

メディカルデザインでは、専門的な医療知識と豊富な経験をもつスタッフによる在宅医療支援が行われています。

緊急時に患者へ応対・往診する医師の負担は膨大

24時間365日、緊急時に患者への応対や往診対応を行う医師の体力的・精神的な負担は非常に大きなものです。そして、それらの対応が積み重なることで過剰労働となり、医師の心身のダメージはどんどん蓄積していきます。

また、その負担の大きさから当直医師の採用が簡単にできない、離職率が高いといった課題もあります。

メディカルデザインによる在宅医療支援で可能になること

メディカルデザインでは、専門的な医療知識と経験をもつスタッフが在籍しています。そのため、在宅支援診療所や外来専門の診療所が抱える上記のような問題を解決することができます。

具体的には、夜間や休日の対応や往診を、メディカルデザインの当直医師が待機するコールセンターで行うことで、医師の過剰労働を防ぐことが可能になります。過剰労働が緩和されれば、医師の心身の状態も良好になります。

その結果、診療所がもつ本来の医療の質を取り戻すことはもちろん、これまで以上に医療の質を向上させることにもつながるでしょう。

柔軟なサービス提供とカスタマイズ

高齢化が進む現代社会では、地域医療にかかわる医療機関の形態にもさまざまなものがあります。メディカルデザインでは、そのようなさまざまな医療体制に合わせた柔軟なサービスをカスタマイズしながら提供しています。

ここでは、それらのサービスの流れや外来専門の診療所が訪問診療導入サポートを受けるメリットについて、よりくわしく紹介します。

夜間対応フルサポートの流れ

まずは、夜間の業務はすべて依頼できる夜間対応フルサポートの流れをみていきましょう。このサービスでは、夜間や休日に患者やその家族からの緊急連絡があった場合、メディカルデザインのコールセンターが受電し、当直医師による対応指示、救急搬送指示（診療情報提供書作成）がなされます。

その後、患者の状況や必要に応じて、コールセンターの当直医師が患者のもとへ往診し、診察や処置、薬の処方、搬送などを行います。すべての対応が終わったら、コールセンターから依頼者である診療所の主治医へ対応内容が報告されるのです。

夜間出勤サポートの流れ

次に、夜間出勤サポートの流れをみていきましょう。この場合は、夜間や休日に患者やその家族からの緊急連絡があれば、まず依頼者である診療所の主治医が受電し、対応指示や救急搬送指示（診療情報提供書作成）を行います。

その後、必要があればメディカルデザインのコールセンターの当直医師へ連絡を入れ、往診を依頼できます。緊急往診による患者への診察や処置、薬の処方、搬送などが終わったら、コールセンターからその対応内容が報告される仕組みです。

訪問診療導入サポートを受けるメリット

ここからは、現在外来のみを行っている診療所が訪問診療導入サポートを受けるメリットを3つ紹介します。1つめは、外出が困難になった患者さんに対しても、引き続き主治医として在宅支援ができるようになることです。

その結果、居宅介護支援事業所などの地域の事業所との関わりが増えるので、より地域に密着した医師になることができます。2つめは、現在の診療時間に余裕がある場合には、空いた時間を外勤することが可能になることです。

その結果、場合によっては医院の増収を図れます。3つめは、訪問診療には看護師が同行してくれることです。安心して診療できることに加えて、看護師は訪問診療のノウハウを学べます。

まとめ

高齢化が進む日本において、夜間の体調不良にも対応してくれる在宅医療診療所の存在は、年々ニーズが高まってきています。ただし、そこで働く医師やスタッフの健康を守り医療の質を向上させるためには、過剰な労働を防ぐ必要があります。

この記事では、在宅医療支援に力を入れているメディカルデザインの特徴をくわしく紹介しました。充実したオンコールサービスを診療所の特徴に合わせてうまく利用することで、医師やスタッフの負担を軽減できるとともに地域医療の充実が目指せるでしょう。